ゲームの天才。森内俊之先生。棋風と魅力。棋戦・豆情報。まとめ

森内俊之九段は神奈川県横浜市のご出身です。

小学校3年の時に将棋を覚えられました。きっかけは、クラスで小学校の休み時間に将棋が流行っていたから。すぐに将棋に魅力を感じ、お父様に本格的な将棋の手ほどきをしてもらったそうです。

そして、お祖母様が『将棋世界』を森内俊之九段に渡したことがさらに、森内俊之九段を将棋にのめりこませていきます。

おっしゃるとおりです。
森内俊之九段のお祖父様も棋士でしたので、ご家族や家庭の雰囲気もあったのだと思います！

1979年から1981年にかけて、デパートの屋上で将棋大会が開催されており、羽生善治九段や先崎学九段をはじめとした終生のライバルとなる同世代の強豪と対局されます。

羽生世代伝説のプロローグといえるかもしれません。

みなさん「同世代にこんなに強い人がいるのか！」と驚かれたのではないでしょうか（笑）。

小学校6年生のときに小学生将棋名人戦で3位に入賞されます。このタイミングで奨励会に入会します。奨励会同期には羽生善治九段、郷田真隆先生がいらっしゃいます。

はい。とはいえ、このときの優勝者は羽生善治九段ではあります・・・。
羽生善治九段と森内俊之九段は勝ったり負けたりをずっと小学生のころから繰り返されている間柄ですので。

奨励会三段のころから、島研究会で研鑽をつまれます。そして、16歳で新四段。奨励会を突破されました！

はい。森内俊之九段が奨励会に在籍されていた当初は、島朗九段・佐藤康光九段・森内俊之九段の3人で行われていた研究会でした。そして、森内俊之九段が新四段となったころに羽生善治九段が合流され4人の研究会となりました。

2002年に初タイトルとなる名人位を獲得されます！
このとき31歳。ここまでのステップアップの経緯や、通算獲得タイトルから考えると若干晩成と言えるとは思います。

永世称号を獲得された先生は、いままでに10人いらっしゃいます。そのなかで、米長邦雄永世棋聖は初タイトルが30歳と森内俊之九段と近いです。

森内俊之九段は、順位戦にて22年在籍したA級からB1に降級されたタイミングでフリークラスへの転身を宣言されました。

あまりありません。47歳でのフリークラス宣言は、当時やはり皆さん驚かれていらっしゃいました。

森内俊之九段の将棋界や自身の美学への思いがあるのだと思います。