光速の寄せ。十七世名人。谷川浩司先生。魅力と豆情報。まとめ

谷川浩司十七世名人は兵庫県神戸市のご出身です。

5歳で将棋を覚えられました。
5つ年上のお兄様との兄弟喧嘩が絶えなかったため、お父様が購入されたのが将棋盤と駒。これをきっかけとして将棋の世界に入っていかれます。

いえ・・・。
ご兄弟ともに負けず嫌いで、将棋に関する兄弟喧嘩が増えたそうです。
なお、お兄様もプロ入り後の羽生善治九段、佐藤康光九段に勝たれた実績があるほどのアマチュア強豪です。

谷川浩司十七世名人は、小学校5年生で奨励会に入会。その後、中学2年で四段に昇段されます。奨励会在籍はわずか3年8ヶ月。光速で駆け抜けられました。

中学生棋士は、当時加藤一二三九段についで2人目。中学2年生での四段昇段は当時最年少です。

棋士となったあとも、光速の進撃はとまりません。順位戦も順調に駆け上がり、20歳でA級。その期のA級で1位となり、名人戦挑戦権を獲得。4勝2敗で名人位を獲得されます。

おっしゃるとおりです。谷川浩司十七世名人は当時21歳。21歳での名人獲得はいまも破られていない最年少記録です。

さらに快進撃は進みます。

1992年2月に王将位を獲得。これにより、当時あった全7タイトルの獲得経験がある初の棋士となります。
そして、これが四冠目。四冠は、大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、米長邦雄永世棋聖に次いで史上4人目です(当時)。

しかし、谷川浩司十七世名人ご本人は、「谷川時代は来ていない」とお話になられています。というのもこの後、羽生善治九段をはじめとする羽生世代との熱い戦いの時代に入ります。谷川浩司十七世名人がタイトルを独占する時代というのは無いというのが「谷川時代は来ていない」発言のご趣旨です。

10歳くらいです。
羽生善治九段の七冠を阻止したのも王将のタイトルホルダーの谷川浩司十七世名人。その1年後、羽生善治九段が七冠を達成されますが、まだまだ激闘は続きます。

羽生善治九段の七冠を崩したのも谷川浩司十七世名人。直後の竜王戦で、今度は谷川浩司十七世名人が羽生善治九段から竜王のタイトルを奪取します。

おっしゃるとおりですね！
ただ、谷川浩司十七世名人と羽生善治九段との通算対局数は、2022年7月現在、168局。現在1位の中原誠十六世名人と米長邦雄永世棋聖の通算対局数を超える可能性もありますし、ドラマはまだまだ続いています！

さらに、日本将棋連盟の理事長も歴任されます。そして、谷川浩司十七世名人は、都成竜馬七段の師匠でもいらっしゃいます。