銀冠(振り飛車)!これ覚えたかったのよね。プロの対局でもよく出てくるし、強いってよく聞くから・・・!
はい!銀冠(振り飛車)は最強の囲いの一角です。そして高美濃囲いからは3手でつくれます。ということで、銀冠(振り飛車)について。まとめ記事をつくりました。
銀冠(振り飛車)。早く覚えたい!教えて!!
おまかせください!
- 銀冠(振り飛車)の組み方がバッチリわかります!
- 銀冠(振り飛車)の急所もわかります!
- 銀冠(振り飛車)から他の囲いへの変化・発展もお伝えします
- 将棋を観るのがもっと楽しくなります!!
それでは始めていきましょう!
銀冠(振り飛車)の完成形
上の図が完成形です。
高美濃囲いから、銀と金をそれぞれ、さらに斜め右前に移動すればOKです。
ふむふむ・・・。銀の前に歩も動かす必要もあるから、高美濃囲いから3手で完成なんだね。
銀冠(振り飛車)。囲いの手順。
以下は銀冠(振り飛車)の手順の一例です。
対戦相手の着手によって、実際の手順は変わっています。
0手
高美濃囲いからだと
1.歩をあげる
2.銀を右上に
3.下の金を右上に
・・・かな?
おっしゃる通りです!
※ 高美濃囲いまでの手順はこちら。高美濃囲い以降の手順は以下のとおりです。
銀冠(振り飛車)のオススメポイント
銀冠(振り飛車)のおすすめポイントを教えて!
代表的なおすすめポイントは以下のとおりです!
高美濃囲いのときにも持久戦に強いって言っていたけど、さらに
銀冠(振り飛車)のほうが強いのね。
はい。持久戦にも強く、そして自玉のまわりを盛り上げられますので、盤面を支配できる部分が増えるのもプラスポイントです。
銀冠(振り飛車)の急所
↓折田翔吾五段の銀冠(振り飛車)攻略の動画です。非常にわかりやすい・・・!
銀冠(振り飛車)の急所は銀のアタマです。
銀冠(振り飛車)で銀と金は銀の斜め後ろの動きで連携しています。
ところが、銀がひとつ前に出るとこの連携が切れます。そして、銀は後ろに戻ることもできません。よって銀と金の連携が切れてしまいます。これが銀冠(振り飛車)の弱点です。
なるほどなるほど・・・。
銀冠(振り飛車)から他の囲いへの発展
銀冠(振り飛車)から発展しやすい囲いは以下のとおりです。
あれ?銀冠(振り飛車)って美濃囲い系の完成形じゃなかったっけ?
はい。銀冠(振り飛車)は完成形のひとつです。銀冠穴熊(振り飛車)を選ぶ場合は、さらに長期戦になる場合になるかと思います。
銀冠(振り飛車)。桂馬をはねるかはねないか。
3六に歩を進めた場合に、3七に桂馬がいくかどうかね。
2五、4五に桂馬の効きを作り、王のまわりを盛り上げていけるメリットがある一方で、3七にあがった桂馬自体が狙われやすくなる意味もあります。また、展開次第では、1七香打ちから一気に詰みに持っていかれる場合もあります。
↓10分くらいから、龍がある場合に1七香打ちから一気に詰むパターンを折田翔吾五段が解説されていらっしゃいます。
まとめ
銀冠(振り飛車)の囲い方。覚えたよ!高美濃囲いから3手で完成するんだね!
美濃囲い系の完成形を覚えられて満足だよ!
はい。銀冠(振り飛車)まで組めれば、まず負けない。とおっしゃる棋士の先生もいらっしゃるほど強力な囲いです。今後いっしょに棋士・女流棋士の先生の対局に銀冠(振り飛車)がどれくら出てくるかチェックしていきましょう!
今後も銀冠(振り飛車)について、追記していきます。銀冠について、あなたの「ココが知りたい。」「こんな話もあるよ!」をコメント欄にて、ぜひお知らせください。
最後まで読んでいただき有難うございました!
\ 楽しい記事がいっぱい! /