大盤って、解説と聞き手の先生が対局を説明してくださる時につかう大きな将棋盤だよね?
そのとおりです!
大盤は、先手後手。持ち駒の置き方。棋士たちの名前。マス目の書かれ方。が決まっています。
ということで、本記事で大盤の見かた。チェックポイントを徹底的にまとめました。
たしかに、大盤の記号とか、わたし。ちゃんと理解してないかも。
覚えたら、将棋観るのもっと楽しくなるよね。くわしく教えて!
おまかせください!
- 大盤のマス目はどう指定するのかがバッチリわかります!
- 大盤で先手はどちらか。持ち駒はどう置くのかがわかります!
- 将棋を観るのがもっと楽しくなります!!
それでは始めていきましょう!
盤のマス目の指定。
じゃあ、まずは盤のマス目をどう指定するのか教えて!
はい。
まず、大盤は先手から見た視点となっています。下から上に攻めるのが先手ということですね。
大盤は先手からの視点。なるほど。
そして、右上から左下に向けて数字をふっていきます。
先手から見て一番右上が「1の一」。一番左下が「9の九」ですね。
盤面の下が先手、上が後手。先手から見て将棋盤の右上を基点とし、現在一般的には横方向に1・2~の算用数字、縦方向に一、二~の漢数字が振られる。
引用元:wikipedia
算用数字と漢数字。
ヨコ、タテ。どっちがどっちかわからなくなっちゃうよ!
算数は横。日本語はタテ書き。
算用数字がヨコ。漢字がタテ。
そんなふうに覚えればOKです!
先手後手の名前。持ち駒。
つぎに、先手後手の名前です。
先手を右側。後手を左側に書きます。
うん。これも決まってるのね。
つぎは、持ち駒。棋士の名前の下においていきます。大きなコマを上に。小さなコマを下にもっていきます。
なるほどなるほど。
ただし・・・。
先手の場合にはどの棋戦でも持ち駒の並べ方は一緒なのですが、後手の場合にはかわってきます。
えっ?先手後手で持ち駒の並べ方がちがうってこと?
後手の場合には、持ち駒を下向き並べる棋戦もあります。
その場合には、大きなコマを下向きに下に。小さなコマを下向きに上にもっていくことになるのです。
あー。なるほどね。
どちらも納得の並べ方だね。
後手の持ち駒を並べるのは、聞き手の先生のお仕事。
女流棋士の先生が聞き手をつとめられることも多いですが、こういった持ち駒の置き方ひとつでも気をつかわれていらっしゃいます。
まとめ
なんとなく大盤の見かたってわかっているつもりだったけれど、今回の記事でちゃんと整理できたよ!ありがとう!
そう言っていただけるとうれしいです。きっといままで以上に将棋を観るのが楽しくなっていると思います!
今後も大盤の見かたについて、追記していきます。大盤の見かたについて、あなたの「ココが知りたい。」「こんな話もあるよ!」をコメント欄にて、ぜひお知らせください。
最後まで読んでいただき有難うございました!
\ 楽しい記事がいっぱい! /