映画「聖の青春」。名場面。モデル棋士・女流棋士情報のまとめです!
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あらすじ
難病に苦しみながらもひたすら名人を目指して人生の全てを将棋に捧げ、その将棋に対するひたむきな姿勢と勝利への並々ならぬ執念で棋士仲間のみならず将棋ファンの心にも深く刻まれた異端の天才棋士、村山聖。そんな彼のわずか29年という短くも壮絶な生涯を、家族や師匠との絆、羽生善治をはじめとするライバルたちとの熱き友情とともに綴った大崎善生の同名ベストセラー・ノンフィクションを松山ケンイチ主演で実写映画化した感動の青春ドラマ。羽生善治役は東出昌大。ほかに染谷将太、安田顕、竹下景子、リリー・フランキーらが共演。監督は「ひゃくはち」「宇宙兄弟」の森義隆。
引用元:allcinema
幼い頃に難病のネフローゼ症候群を患い、入退院を繰り返した村山聖。入院中に父から勧められた将棋に心奪われ、将棋の最高位・名人の獲得を夢見るようになる。やがて、後に親子同然の強い絆で結ばれていくことになる師匠・森信雄に弟子入りすると、すぐに頭角を現わし、異例のスピードでプロデビューを果たす。その後、同世代の天才・羽生善治に強烈なライバル心を燃やす聖は、彼の体調を心配する家族や仲間の反対を押し切り、拠点を大阪から東京へ移し、“打倒、羽生”と“名人獲得”という目標に向かってなりふり構わず突き進むのだったが…。
名場面
人生のタイムリミット。棋士のタイムリット。
兄弟子の奨励会年齢制限にむけての葛藤。そして退会。
村山ー羽生の食堂での語らい
村山「僕たちはどうして将棋をえらんだのでしょうねぇ」
羽生「ただ、私は今日あなたに負けて死にたいほど悔しい」
村山「負けたくない」
羽生「そう、それが全てだと思います」
村山「羽生さんの見ている海はみんなとは違う。」
羽生「恐くなる時があるんです。 深く潜り過ぎて、そのうち戻ってこれなくなるんじゃないかって。」
村山「そこはどんな景色なんでしょうね。」
羽生「でも村山さんとなら一緒に行けるかもしれない。 いつか一緒に行きましょう。」
村山ー羽生戦
映画のクライマックス。タイトル戦を戦う村山聖九段と羽生善治九段の対局シーン。
両者ともにセリフは全く無く、両対局者によって最高の棋譜が作られていきます。しかし最終盤。病魔が村山聖九段に襲いかかり致命的なミスが出てしまいます。それを見た東出昌大さん扮する羽生善治九段は驚きの表情あとに無言で涙を流されます。
この静かで、かつ迫力ある名演技に涙された方も多いのではないでしょうか。この映画の全てと言っても過言ではない素晴らしい場面です。
本局のモデルは1998年。NHK杯決勝。村山聖九段勝勢の最終盤で、ミスによって、羽生善治九段が逆転勝利した一局と思われます。
29歳の人生を駆け抜けた村山聖九段のタイトル戦登場は、1992年王将戦の1回。この時の対局相手は谷川浩司十七世名人でした。
映画のモデル。棋士一覧。
まとめ
「聖の青春」は、2人の天才棋士。主人公の村山聖九段とライバル。羽生善治九段の物語です。女性のヒロイン的な登場人物も無く、骨太な映画と言えます。
扱うテーマも、命と魂を燃やすべき「青春」である将棋。筆者は「聖の青春」を見て、あらためて自身の魂を燃やすべき「青春」とはなにか。限りある時間をどう使うか。考え直すステキなきっかけを頂きました。
まとまった休みのある方。感動したい方。頑張ることに少し疲れた方にぜひとも観ていただきたい作品です。
今後も映画「聖の青春」。名場面。モデル棋士・女流棋士情報について、追記していきます。映画「聖の青春」。名場面。モデル棋士・女流棋士情報について、あなたの「ココが知りたい。」「こんな話もあるよ!」をコメント欄にて、ぜひお知らせください。
最後まで読んでいただき有難うございました!
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