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第5回ABEMAトーナメント。独断。感動の名場面「6選」。

第5回ABEMAトーナメント
将子ちゃん

第5回ABEMAトーナメント
本当に面白かった!感動した!あんなに将棋をみていて感動したこと無いってくらいだよ。

将棋ポータル編集部

私も毎週感動していました!
名場面もたくさんうまれましたよね。感動の記録を残すために、独断で6つの名場面について魂をこめてまとめました。

将子ちゃん

楽しそう!
私の思っている名場面と同じかな?

将棋ポータル編集部

一緒にみて、第5回ABEMAトーナメントの感動場面を振り返っていきましょう!!

この記事を読むと

それでは始めていきましょう!

読み手:羽生善治
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目次

名場面:第6位〜4位

第6位:木村一基九段。初の二歩も固まる結束。

木村一基九段は「チーム斎藤」に所属されました。本戦トーナメント「チーム糸谷」と「チーム斎藤」対戦の1局目。終盤の局面。木村一基九段やや優勢の盤面ながら、残り時間がわずかという状況で、大会史上初の二歩。反則負けとなってしまいました。

最初に、大盤解説の遠山雄亮六段が二歩に気づかれ、「あっ!」。つづいてすぐに木村一基九段ご本人が頭をかかえて「あっ。失礼!」。最後に、大盤にて聞き手をされていらっしゃった千葉涼子女流四段の「あぁあああああああ!」という悲鳴がスタジオに響きます。対局相手の黒沢怜生六段はただただ呆然。

通常の棋戦では棋士・女流棋士は負けた対局のあとに対局が同日組まれることはありません。しかも反則負けのあととなれば、精神的に崩れてしまってもおかしくない場面。

しかし、「チーム斎藤」のメンバー。斎藤慎太郎八段、佐々木勇気八段は作戦会議室を暗い雰囲気にすることはありません。体を動かし、前向きな言葉。次の対局や戦略を話しつつチームの士気をあげていきます。結果として、木村一基九段はこのあと、2連勝。チームの逆転での準決勝進出に大きく貢献されます。

将子ちゃん

チーム戦だからこそみられる場面でもあるよね。
「チーム斎藤」は逆転勝利。フルセットでの勝利が多かったけど、その理由はこういうところにもあるのかもしれないな。

参考記事:波乱の幕開け!黒沢怜生六段、大会史上初の反則勝ちで白星 チーム糸谷が先勝/将棋・ABEMAトーナメント

第5位:勝利をもぎとる。「チーム渡辺」作戦会議。

本戦トーナメント「チーム渡辺」と「チーム天彦」の八局目。序盤に、渡辺和史六段は強手となる「七8角」が指されます。これが優勢を築くきっかけとなり、勝利をもぎとりました。

実は、8局目の進行は6局目。梶浦宏孝七段と渡辺和史六段。同一カードで行われた進行とほぼ同じ。そのとき作戦会議室にて渡辺明九段が「七8角」に気づき、それを渡辺和史六段に伝授。実戦でぶつけての勝利となりました。

佐藤天彦九段も

「こんな短い時間で研究がはいるのか!?」

と驚かれていました。佐藤天彦九段の予想をうわまわる渡辺明九段の研究が炸裂した一局でもありました。

将棋ポータル編集部

佐藤天彦九段と渡辺明九段は普段から親交がある先生同士。その佐藤天彦九段ですら予想できない研究。ただただ驚きです。

参考記事:渡辺和史五段が梶浦宏孝七段に勝利し“本日のヒーロー”に 個人3連勝でチーム渡辺をベスト4に導く/将棋・ABEMAトーナメント

第4位:快進撃の「チームエントリー」!「このチームでよかった」

エントリートーナメントを勝ち抜けた折田翔吾五段、黒田尭之五段、冨田誠也五段によって結成された「チームエントリー」。「いちばん厳しいリーグ」とも言われた、「チーム藤井」、「チーム渡辺」の予選リーグを見事予選突破されました。

決勝トーナメント1回戦でも、「チーム豊島」に2勝4敗とカド番に追い込まれるも、黒田尭之五段、冨田誠也五段、折田翔吾五段が怒涛の3連勝で逆転勝利をおさめられます。

最終局。折田翔吾五段が勝利された時。冨田誠也五段が黒田尭之五段がおっしゃった

「このチームでよかった」

は、それまでの作戦会議室でのチームメンバーの魂のこもった応援もあって、視聴者の心を本当に熱くさせてくださいました。

将棋ポータル編集部

最終局の作戦会議室。冨田誠也五段も黒田尭之五段も、ずっと飛び跳ねて応援されてていらっしゃいました。勝利が決まってからのハイタッチと抱擁。「このチームでよかった」。本当にABEMAトーナメントは最高ですね!

参考記事:日本将棋連盟

名場面:第3位〜1位

第3位:渡辺和史六段。「人生変わった」

渡辺和史六段は「チーム渡辺」に所属されました。チームメイトの渡辺明九段、近藤誠也七段からの愛あるダメ出しや、チーム動画・練習対局などに刺激を受けられ、みるみるレベルアップ。準々決勝では渡辺明九段に「(渡辺和史六段が)覚醒した」とまでいわしめ、「チーム MVP」の三連勝をかざられます。

チーム渡辺」は準決勝にて敗退したものの、渡辺和史六段ご自身が

「第5回ABEMAトーナメントで人生が変わった」

とお話になられました。渡辺明九段が渡辺和史六段をドラフト指名したときには、「まだメジャーになりきってない有望株」ということでしたが、第5回ABEMAトーナメントで見事「覚醒」し、「メジャーな有望株」となり、「人生変わった」レベルアップもされました。

将棋ポータル編集部

ちなみに、渡辺明九段は第2回女流ABEMAトーナメントで優勝監督でもあります。渡辺明九段は、プレイヤーとして言うまでもなく超一流。そして指導者としても、すでに超一流の道を歩み始めていらっしゃるのかも知れません!

第2位:百折不撓の真骨頂。木村一基九段。勝率1%からの勝利。

木村一基九段は「チーム斎藤」所属。本戦トーナメント、「チーム糸谷」4勝。「チーム斎藤」1勝。でむかえた6局目。木村一基九段が登場されます。木村一基九段が敗れると、「チーム斎藤」の敗退が決まる一局です。

盤面は、「チーム糸谷」の黒沢怜生六段勝勢のまま最終盤。解説の遠山雄亮六段も、黒沢怜生六段の99%勝利とおっしゃる盤面でしたが、ここから木村一基九段が大逆転をおこします。お互いの王が接近する混戦に持ち込み、詰めろか詰めろではないか、見切って執念の勝利。さらにこのあと、「チーム斎藤」は3連勝し、大逆転でチーム勝利ももぎとりました。

大逆転負けとなってしまった黒沢怜生六段は、投了直前から頭をかかえ、終局後もただただうなだれていらっしゃいました。勝負の美しさと残酷さを感じる記憶に残る一局でした。

将子ちゃん

肩を落とされていらっしゃる黒沢怜生六段。香川愛生女流四段の寄り添うインタビューで胸をしめつけられたよ。「黒沢怜生六段の振り飛車さばきに期待しております」。っていう言葉は、女流棋士としての想いも視聴者としての想いものっているのかな・・・。

参考記事:絶体絶命からの大逆転!木村一基九段、渾身の粘りで勝利 解説棋士「どう表現していいか言葉が見つからない」/将棋・ABEMAトーナメント

第1位:斎藤明日斗五段。執念の千日手。大逆転。

斎藤明日斗五段は「チーム永瀬」に所属されました。本戦トーナメントの「チーム広瀬」との対戦はフルセットの大熱戦。最終局9局目。登場された斎藤明日斗五段ですが、形勢は圧倒的不利のまま最終盤を迎えます。チームメイトも敗退を覚悟した盤面でしたが、斎藤明日斗五段は、執念の千日手に持ち込みます。そして指し直し局を制し、「チーム永瀬」の準決勝進出となりました。

番組もチームも盛りあがる大逆転勝利でしたが、斎藤明日斗五段は喜びよりもプレッシャーからの開放。悲壮感。疲労感でいっぱいの感情をインタビューで見せられています。

斎藤明日斗五段ご自身。「チーム広瀬」との対戦でここまで2連敗での3局目。

増田康宏八段が3連勝のなかで絶対に負けられない。自分の3連敗でチーム敗退は許されない。」

とABEMAトーナメントならでは。チーム戦ならではの言葉に感動された観る将の方も多いのではないでしょうか。

将子ちゃん

斎藤明日斗五段は「先週の佐々木勇気八段の発言。『生きててよかった』は少し大げさと思ったが、そんなことはなかった。」ともおっしゃっていたよね。本当にすごいドラマを見ちゃった。

参考記事:斎藤明日斗五段、午前0時過ぎの死闘制し涙 チーム勝利に導く値千金の勝星にファン「シンデレラボーイ」「今日のヒーローだね」/将棋・ABEMAトーナメント

まとめ

読み手:羽生善治
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将子ちゃん

第5回ABEMAトーナメント。本当にいろいろ名場面があったよね。
面白かった!ありがとう!

将棋ポータル編集部

そう言っていただけるとうれしいです。次のABEMAトーナメントも楽しみですね!

第5回ABEMAトーナメントで数々あった「名場面」。あなたの思う「名場面」をコメント欄にて、ぜひお知らせください。

最後まで読んでいただき有難うございました!


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\楽しい記事がいっぱい!/

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