投了・・・って、「負けました」って言うことだよね?
基本的には、そのとおりです!
将棋は、負ける側が終局のタイミングを決めることができるのがユニークですよね。
ということで、本記事で投了のパターン。マナーとタイミング。その美学。を徹底的にまとめました。
そうか。終局を決めるのが投了だものね。
投了のパターン。マナーとタイミング。その美学。覚えて理解できたら、将棋観るのもっと楽しくなるよね。くわしく教えて!
おまかせください!
- 投了のパターンがバッチリわかります!
- 投了のマナーとタイミングがバッチリわかります!
- 投了の美学がバッチリわかります!
- 将棋を観るのがもっと楽しくなります!!
それでは始めていきましょう!
投了のパターン
まずは投了のパターンね。
投了のしかた、ってこと?
はい。
日本将棋連盟のページには以下の様に書かれています。
プロやアマ有段者の対局では、片方が負けを悟った場合は詰む前に「投了(とうりょう)」をするのが普通です。「負けました」などと発声するか、頭を下げて駒台に手を置くことが、投了の意思表示となります。
引用元:日本将棋連盟
うーん。
なんか、すこしふわっとしているよね。「負けました」などって書いてあるけれど、他どんな言われ方をするのかな。
「負けました」「参りました」「ありません」が、投了するときによく使われます。他にもあるかもしれませんが、あまり変わった投了の意思表示は対局相手や記録係の方が混乱してしまいそうですね。
投了のマナーとタイミング
つぎに、投了のマナーとタイミングをみていきましょう。
- 詰みが確定した時、対局者同士が詰みに気づいた時
- 必至に対して受けが無い時
- 駒損が激しく逆転の余地が無い時
なるほど。
また、「負けました」がちゃんと聞こえる様に、お茶を一口飲んでからとか、リップクリームを塗ってから「負けました」を言われる先生もいらっしゃいます。
そうか。ちゃんと聞こえないと対局相手や記録係の方が困ってしまうものね。こういうのカッコいいね。
また「負けた」と思えば投了ですので、上にあげた投了のタイミングにあてはまらないケースもあります。
えっ。たとえばどういう場合?
そのあたり、次でくわしく見ていきましょう!
投了の美学
たとえば真部一男九段が、なくなる1ヶ月前の対局で、自身の体力を考えて形勢は悪くないながらも投了した場合もあります。
真部一男(2007年11月24日に死去)にとっての最後の対局(同年10月30日)の相手となった。この一局は33手で後手の真部が投了したものであった。実は真部は、次の34手目に幻の△4二角と打つ妙手を発見していたが、その手を指すと豊島が長考に沈み、自分の体が持たないであろうと考えたから投了したという。
引用元:wikipedia
・・・!
でも、どうして?本当に体がもたなくなったタイミングで投了すればいいんじゃない?
投了は自分の手番のときにするものです。ですので、対局相手の長考後。つぎの自身の手番まで体力がもたないとの判断でした。
でも・・・。
せっかく発見した妙手をさせないなんて、残念ね。
・・・!
そんなことってあるの?将棋の世界ってすごいね・・・。
まとめ
投了のパターン。マナーとタイミング。その美学。今回の記事でちゃんと整理できたよ!ありがとう!
そう言っていただけるとうれしいです。きっといままで以上に将棋を観るのが楽しくなっていると思います!
今後も投了のパターン。マナーとタイミング。その美学。について、追記していきます。投了のパターン。マナーとタイミング。その美学。について、あなたの「ココが知りたい。」「こんな話もあるよ!」をコメント欄にて、ぜひお知らせください。
最後まで読んでいただき有難うございました!
\ 楽しい記事がいっぱい! /