
NHK杯。日曜日の楽しみと言ったら、これよね!



はい。本記事では、NHK杯の開催形式、歴史、歴代タイトルホルダー、賞金についてまとめました。



よろしく!更新も期待しているね。



おまかせください!
※ 随時更新いたします。
- NHK杯の開催形式がバッチリわかります!
- NHK杯の歴史がわかります!
- NHK杯の歴代タイトルホルダーもお伝えします
- 将棋を観るのがもっと楽しくなります!!
それでは始めていきましょう!
NHK杯。タイトル挑戦・獲得までのロードマップ。





NHK杯に参加できるのは誰?
どうすれば、タイトル戦に挑戦できるの?
持ち時間は?



NHK杯の開催形式は以下の通りとなっています。
トーナメントだけ!シンプルな構造です。




予選
開催時期:2月







NHK杯に予選があるって知らなかった。



確かに、テレビでの放映は本戦からですし、シード選手も多いですからね。ですが、予選から勝ち上がられた先生が本戦で活躍すると盛り上がります!
本戦シード以外の棋士は東西の将棋会館でトーナメント方式の予選を行い、勝ち残った18名(関東12名、関西6名)が本戦に出場する。予選は持ち時間各20分・切れると一手30秒の早指し戦を1日3局(棋士によっては2局)行なう。
引用元:wikipedia



女流棋士の先生の本選出場者を決める予選は、上のものとは別のものとなります。



ふむふむ・・・。
本戦に出場する女流棋士1名は、前年12月末時点の女流タイトル保持者で行う、出場女流棋士決定戦(NHK杯のうち、これのみ非公式戦)の勝者である。出場女流棋士決定戦の決勝・準決勝などは本戦と同じ対局場で行われ、毎期のNHK杯決勝戦が放映された後の3月下旬に、NHK杯と将棋フォーカスの時間枠(日曜日の10時 – 12時)で放映される。
引用元:wikipedia
本戦トーナメント
開催時期:4月〜3月







本戦!テレビで観られる対局ね!



はい。NHK杯は、放映時間内に対局が終わることが多い設定になっているかと思います。感想戦を楽しみにされている方にとっては嬉しいですよね!
先後(先手・後手)の決定は全局振り駒で行う。
引用元:wikipedia
持ち時間は各10分(対局時計使用)で、それを使い切ると1手30秒未満となる。ただし、秒読みに入ってから1分単位で合計10回の「考慮時間」をそれぞれ使用できる。
NHK杯の歴史





NHK杯っていつから始まっているの?



第一回NHK杯は1951年に開催されました。
最初は、ラジオ放送。ついで白黒テレビ放送になり、カラーテレビ放送となったのは、1976年からです。



参加人数はどんどん増えていったのかな?



そのとおりです!
8人→16人→26人から50人前後に増えていきました。
その中で、女流棋士の参加や時代に沿った形でレギュレーションを変化させながら、現在まで続いています。
NHK杯の歴代タイトルホルダー





トーナメント戦なだけに、他の棋戦と比べて連覇はすくないね。



はい。参加棋士も年々増えていますし、連覇は難しいと思います。その中、羽生善治先生の4連覇。通算 11期。永世NHK杯の称号は驚きです。
回 | 年度 | 優勝者 | 準優勝者 |
---|---|---|---|
1 | 1951 | 木村義雄 | 升田幸三 |
2 | 1952 | 升田幸三 | 丸田祐三 |
3 | 1953 | 塚田正夫 | 花村元司 |
4 | 1954 | 大山康晴 | 塚田正夫 |
5 | 1955 | 大山康晴 | 灘蓮照 |
6 | 1956 | 原田泰夫 | 灘蓮照 |
7 | 1957 | 升田幸三 | 灘蓮照 |
8 | 1958 | 灘蓮照 | 大山康晴 |
9 | 1959 | 丸田祐三 | 大野源一 |
10 | 1960 | 加藤一二三 | 大山康晴 |
11 | 1961 | 大山康晴 | 加藤博二 |
12 | 1962 | 灘蓮照 | 升田幸三 |
13 | 1963 | 升田幸三 | 加藤一二三 |
14 | 1964 | 大山康晴 | 塚田正夫 |
15 | 1965 | 丸田祐三 | 升田幸三 |
16 | 1966 | 加藤一二三 | 二上達也 |
17 | 1967 | 大友昇 | 二上達也 |
18 | 1968 | 丸田祐三 | 山田道美 |
19 | 1969 | 内藤國雄 | 関根茂 |
20 | 1970 | 大山康晴 | 中原誠 |
21 | 1971 | 加藤一二三 | 大内延介 |
22 | 1972 | 大山康晴 | 米長邦雄 |
23 | 1973 | 加藤一二三 | 内藤國雄 |
24 | 1974 | 中原誠 | 内藤國雄 |
25 | 1975 | 大内延介 | 二上達也 |
26 | 1976 | 加藤一二三 | 米長邦雄 |
27 | 1977 | 中原誠 | 加藤一二三 |
28 | 1978 | 米長邦雄 | 真部一男 |
29 | 1979 | 大山康晴 | 森雞二 |
30 | 1980 | 有吉道夫 | 中原誠 |
31 | 1981 | 加藤一二三 | 伊藤果 |
32 | 1982 | 中原誠 | 青野照市 |
33 | 1983 | 大山康晴 | 加藤一二三 |
34 | 1984 | 田中寅彦 | 加藤一二三 |
35 | 1985 | 谷川浩司 | 内藤國雄 |
36 | 1986 | 前田祐司 | 森雞二 |
37 | 1987 | 中原誠 | 中村修 |
38 | 1988 | 羽生善治 | 中原誠 |
39 | 1989 | 櫛田陽一 | 島朗 |
40 | 1990 | 先崎学 | 南芳一 |
41 | 1991 | 羽生善治 | 塚田泰明 |
42 | 1992 | 中原誠 | 島朗 |
43 | 1993 | 加藤一二三 | 佐藤康光 |
44 | 1994 | 中原誠 | 米長邦雄 |
45 | 1995 | 羽生善治 | 中川大輔 |
46 | 1996 | 森内俊之 | 屋敷伸之 |
47 | 1997 | 羽生善治 | 村山聖 |
48 | 1998 | 羽生善治 | 堀口一史座 |
49 | 1999 | 鈴木大介 | 郷田真隆 |
50 | 2000 | 羽生善治 | 久保利明 |
51 | 2001 | 森内俊之 | 佐藤康光 |
52 | 2002 | 三浦弘行 | 先崎学 |
53 | 2003 | 久保利明 | 羽生善治 |
54 | 2004 | 山崎隆之 | 羽生善治 |
55 | 2005 | 丸山忠久 | 渡辺明 |
56 | 2006 | 佐藤康光 | 森内俊之 |
57 | 2007 | 佐藤康光 | 鈴木大介 |
58 | 2008 | 羽生善治 | 森内俊之 |
59 | 2009 | 羽生善治 | 糸谷哲郎 |
60 | 2010 | 羽生善治 | 糸谷哲郎 |
61 | 2011 | 羽生善治 | 渡辺明 |
62 | 2012 | 渡辺明 | 羽生善治 |
63 | 2013 | 郷田真隆 | 丸山忠久 |
64 | 2014 | 森内俊之 | 行方尚史 |
65 | 2015 | 村山慈明 | 千田翔太 |
66 | 2016 | 佐藤康光 | 佐藤和俊 |
67 | 2017 | 山崎隆之 | 稲葉陽 |
68 | 2018 | 羽生善治 | 郷田真隆 |
69 | 2019 | 深浦康市 | 稲葉陽 |
70 | 2020 | 稲葉陽 | 斎藤慎太郎 |
71 | 2021 | 豊島将之 | 松尾歩 |
参考:wikipedia
NHK杯の賞金





NHK杯の賞金の対局料やタイトル料はどうなっているの?



日本将棋連盟の公式ページではタイトル料含め、賞金の記載がありません。公式からの発表があり次第、ご報告いたします。
まとめ





なるほど。NHK杯の開催形式がわかったよ!



ありがとうございます。次のNHK杯にどなたがなられるのか。目が離せませんね。
今後もNHK杯について、追記していきます。NHK杯について、あなたの「ココが知りたい。」「こんな話もあるよ!」をコメント欄にて、ぜひお知らせください。
最後まで読んでいただき有難うございました!
\ 楽しい記事がいっぱい! /