棋王戦。
敗者復活がある棋戦、って聞いたことがあるよ。
おっしゃるとおりです!
挑戦者決定トーナメントでは、準決勝進出者は2敗するまで敗退しない形式でトーナメントが行われています。
ということで本記事では、棋王戦の開催形式、歴史、歴代タイトルホルダー、賞金についてまとめました。
よろしく!更新も期待しているね。
おまかせください!
※ 随時更新いたします。
- 棋王戦の開催形式がバッチリわかります!
- 棋王戦の歴史がわかります!
- 棋王戦の歴代タイトルホルダーもお伝えします
- 将棋を観るのがもっと楽しくなります!!
それでは始めていきましょう!
棋王戦。タイトル挑戦・獲得までのロードマップ。
棋王戦に参加できるのは誰?
どうすれば、タイトル戦に挑戦できるの?
持ち時間は?
棋王戦の開催形式は以下の通りとなっています。
挑戦者決定戦で、敗者復活戦があるのがポイントです。
予選
開催時期:1月〜5月
シード者以外の順位戦B級2組以下の棋士と、女流名人、アマ名人が参加する。トーナメント方式で予選通過枠は8人である。
引用元:wikipedia
予選は女流名人もアマ名人も参加できるのね。
はい。
2022年。第48期。ついに福間香奈清麗・女流王座・女流名人・女流王位・倉敷藤花が予選を突破されました!
女流棋士として初の快挙です。
挑戦者決定トーナメント
開催時期:6月〜12月
予選通過者とシード者の計30人余でのトーナメントを行う。シード者は以下の通りである。
・前期挑戦者決定トーナメントベスト4以上(前期棋王が敗れた場合を含む)
・タイトル保持者
・永世称号者
・順位戦B級1組以上予選通過者は2回戦から、前期ベスト4の棋士は3回戦から登場する。
引用元:wikipedia
なるほど。敗者復活はどうなっているのかな?
敗者復活は、準決勝進出者から適用されます。
挑戦者決定トーナメントの決勝は無敗の棋士と1敗の棋士が争うこととなるため、少し変わった番勝負に見えますが、「2敗したら敗退」というルールは変わりません。
棋王戦特有のシステムとして、挑戦者決定トーナメントの準決勝以上は2敗失格制となり、敗者復活戦が行われる。準決勝で敗退した棋士2名が対局し、その勝者が挑戦者決定トーナメント決勝の敗者と対局する。その後、挑戦者決定トーナメントの優勝者と敗者復活戦の勝者とによる変則二番勝負による挑戦者決定戦を行う。第1局でも第2局でも振り駒を行い、どちらが先手か後手かの先後を決める。挑戦者決定トーナメント優勝者は1勝、敗者復活戦勝者は2連勝することで棋王への挑戦権を得る。
引用元:wikipedia
タイトル戦
開催時期:2月〜3月
タイトル戦。いちばん盛り上がるよね!
はい。棋王戦は五番勝負となっています。
棋王と挑戦者が五番勝負を戦い、先に3勝したほうが新たな棋王となる。五番勝負は全国各地の旅館などで実施されるが、予選などと同じく、東京・大阪の将棋会館が会場となることもある。また北國新聞社の主催する対局が入るのが恒例で(2019年は第1局、それ以外の年は第2局)、2009年より同紙の本社がある北國新聞会館で対局が行われている。
引用元:wikipedia
棋王戦の歴史
棋王戦っていつから始まっているの?
棋王戦は、1974年に一般棋戦として開始され、1975年からタイトル戦となっています。
棋王戦の歴代タイトルホルダー
1975年から見ていると、有名な先生がいっぱいいらっしゃるね!
期 | 年度 | 優勝者 | 成績 | 相手 |
---|---|---|---|---|
1 | 1975年 | 大内延介 | 1−0 | 内藤國雄 |
2 | 1976年 | 加藤一二三 | 3−0 | 大内延介 |
3 | 1977年 | 加藤一二三 | 3−0 | 中原誠 |
4 | 1978年 | 米長邦雄 | 3−2 | 加藤一二三 |
5 | 1979年 | 中原誠 | 3−1 | 米長邦雄 |
6 | 1980年 | 米長邦雄 | 3−1 | 中原誠 |
7 | 1981年 | 米長邦雄 | 3−2 | 森安秀光 |
8 | 1982年 | 米長邦雄 | 3−0 | 大山康晴 |
9 | 1983年 | 米長邦雄 | 3−1 | 森安秀光 |
10 | 1984年 | 桐山清澄 | 3−1 | 米長邦雄 |
11 | 1985年 | 谷川浩司 | 3−0 | 桐山清澄 |
12 | 1986年 | 高橋道雄 | 3−1 | 谷川浩司 |
13 | 1987年 | 谷川浩司 | 3−2ー1持将棋 | 高橋道雄 |
14 | 1988年 | 南芳一 | 3−2 | 谷川浩司 |
15 | 1989年 | 南芳一 | 3−0 | 大山康晴 |
16 | 1990年 | 羽生善治 | 3−1 | 南芳一 |
17 | 1991年 | 羽生善治 | 3−1 | 南芳一 |
18 | 1992年 | 羽生善治 | 3−2−1千日手 | 谷川浩司 |
19 | 1993年 | 羽生善治 | 3−0 | 南芳一 |
20 | 1994年 | 羽生善治 | 3−0 | 森下卓 |
21 | 1995年 | 羽生善治 | 3−0 | 高橋道雄 |
22 | 1996年 | 羽生善治 | 3−0 | 森下卓 |
23 | 1997年 | 羽生善治 | 3−1−1千日手 | 郷田真隆 |
24 | 1998年 | 羽生善治 | 3−0 | 佐藤康光 |
25 | 1999年 | 羽生善治 | 3−1 | 森内俊之 |
26 | 2000年 | 羽生善治 | 3−1 | 久保利明 |
27 | 2001年 | 羽生善治 | 3−1 | 佐藤康光 |
28 | 2002年 | 丸山忠久 | 3−2 | 羽生善治 |
29 | 2003年 | 谷川浩司 | 3−1 | 丸山忠久 |
30 | 2004年 | 羽生善治 | 3−0 | 谷川浩司 |
31 | 2005年 | 森内俊之 | 3−1 | 羽生善治 |
32 | 2006年 | 佐藤康光 | 3−2 | 森内俊之 |
33 | 2007年 | 佐藤康光 | 3−2 | 羽生善治 |
34 | 2008年 | 久保利明 | 3−2 | 佐藤康光 |
35 | 2009年 | 久保利明 | 3−2 | 佐藤康光 |
36 | 2010年 | 久保利明 | 3−1 | 渡辺明 |
37 | 2010年 | 郷田真隆 | 3−1 | 久保利明 |
38 | 2012年 | 渡辺明 | 3−1 | 郷田真隆 |
39 | 2013年 | 渡辺明 | 3−0 | 三浦弘行 |
40 | 2014年 | 渡辺明 | 3−0 | 羽生善治 |
41 | 2015年 | 渡辺明 | 3−1 | 佐藤天彦 |
42 | 2016年 | 渡辺明 | 3−2 | 千田翔太 |
43 | 2017年 | 渡辺明 | 3−2 | 永瀬拓矢 |
44 | 2018年 | 渡辺明 | 3−1 | 広瀬章人 |
45 | 2019年 | 渡辺明 | 3−1 | 本田奎 |
46 | 2020年 | 渡辺明 | 3−1 | 糸谷哲郎 |
47 | 2021年 | 渡辺明 | 3−1 | 永瀬拓矢 |
48 | 2022年 | 藤井聡太 | 3−1 | 渡辺明 |
参考:wikipedia
棋王戦の賞金
棋王戦の賞金の対局料やタイトル料はどうなっているの?
日本将棋連盟の公式ページではタイトル料含め、賞金の記載がありません。公式からの発表があり次第、ご報告いたします。
まとめ
↓渡辺明九段が、棋王10連覇された瞬間です!
なるほど。棋王戦の開催形式がわかったよ!
ありがとうございます。次の棋王戦にどなたがなられるのか。目が離せませんね。
今後も棋王戦について、追記していきます。棋王戦について、あなたの「ココが知りたい。」「こんな話もあるよ!」をコメント欄にて、ぜひお知らせください。
最後まで読んでいただき有難うございました!
\ 楽しい記事がいっぱい! /