将棋って、時間内に指さないと負けになっちゃうよね。
でも、対局を見ていて「あれ?時間増えてるけどなんで?」ってよくなるのよ。
そうなんですよね。
ややっこしいことに、棋戦ごとに持ち時間だけではなく、時間のルールがいろいろあるのです。例えば、NHK杯であれば持ち時間10分。その後は一手30秒以内。それにプラスして1分単位で10回の考慮時間・・・とか。
そうそう。
わけがわからない!覚えられないよ!
ですよね(汗)。
ということで、棋戦と持ち時間。フィッシャー形式。機器。まとめて徹底解説。バッチリまとめました。これで、棋戦を観るのがもっと楽しくなるはずです!
それ、うれしい!
いままでモヤモヤしていた棋戦と時間の悩みが一気に解決するね。くわしく教えて!
おまかせください!
- 棋戦と持ち時間。フィッシャー形式。機器。がバッチリわかります!
- 棋士・女流棋士の対局中の時間の使い方もわかります!
- 将棋を観るのがもっと楽しくなります!!
それでは始めていきましょう!
ABEMAトーナメント。フィッシャー形式。
棋戦 | 持ち時間 | 時間計測 | 1手指すと追加される時間 | 持ち時間が切れた場合 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
ABEMAトーナメント。フィッシャー形式。 | 5分 | (対局者同士が叩く) | チェスクロック5秒 | 時間切れ負け | 持ち時間7分。1手指すと追加される時間7秒。 | 第1回女流ABEMAトーナメントでは
NHK杯 | 10分 | チェスクロック | 0秒 | 1手30秒 1分単位の考慮時間 x 10 | 1分単位の考慮時間を1手に2回以上連続して使用することも可能 |
その他棋戦 | 棋戦による(数時間以上のことが多い) | チェスクロックまたは ストップウォッチ | 0秒 | 棋戦による(1手1分のことが多い) | ストップウォッチでの計測の場合、1分単位で計測。つまり1分未満での着手は持ち時間の消費を行わない。 |
以下の様なイメージになります。
なるほど!
わかりやすいね。
NHK杯
棋戦 | 持ち時間 | 時間計測 | 1手指すと追加される時間 | 持ち時間が切れた場合 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
ABEMAトーナメント。フィッシャー形式。 | 5分 | チェスクロック (対局者同士が叩く) | 5秒 | 時間切れ負け | 持ち時間7分。1手指すと追加される時間7秒。 | 第1回女流ABEMAトーナメントでは
NHK杯 | 10分 | チェスクロック | 0秒 | 1分単位の考慮時間 x 10 | 1手30秒1分単位の考慮時間を1手に2回以上連続して使用することも可能 |
その他棋戦 | 棋戦による(数時間以上のことが多い) | チェスクロックまたは ストップウォッチ | 0秒 | 棋戦による(1手1分のことが多い) | ストップウォッチでの計測の場合、1分単位で計測。つまり1分未満での着手は持ち時間の消費を行わない。 |
「第一段階」と「第二段階」の2つに分けて考えるとわかりやすいです!
なるほど。2つの段階にわかれてたのか!
なんでこんな形式にしたの?
テレビの放映時間に収まって、できるだけ盛り上がる様にしたいということかと思います。
その他棋戦(チェスクロックとストップウォッチ)
棋戦 | 持ち時間 | 時間計測 | 1手指すと追加される時間 | 持ち時間が切れた場合 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
ABEMAトーナメント。フィッシャー形式。 | 5分 | チェスクロック (対局者同士が叩く) | 5秒 | 時間切れ負け | 持ち時間7分。1手指すと追加される時間7秒。 | 第1回女流ABEMAトーナメントでは
NHK杯 | 10分 | チェスクロック | 0秒 | 1手30秒 1分単位の考慮時間 x 10 | 1分単位の考慮時間を1手に2回以上連続して使用することも可能 |
その他棋戦 | 棋戦による(数時間以上のことが多い) | ストップウォッチ | チェスクロックまたは0秒 | ストップウォッチでの計測の場合、1分単位で計測。つまり1分未満での着手は持ち時間の消費を行わない。 |
こちらも「第一段階」と「第二段階」の2つに分けて考えるとわかりやすいです!
1分単位(ストップウォッチ)
1秒単位(チェスクロック)
ってあるけれど、これはどういうこと?
ストップウォッチの場合には1分未満は切り捨てになります。
つまり1分50秒で指した場合には、1分持ち時間を消費したことになり、35秒で指した場合には、持ち時間消費が0の扱いになります。
将棋(日本将棋連盟)の公式戦においては、基本的に記録係が時間を管理する。時間管理の方法にはストップウォッチ方式とチェスクロック方式の2種類があるが、この場合のチェスクロック方式とは、消費時間を分単位とし、分以下の秒を切り捨てするストップウォッチ方式に対比して、秒単位で管理する方式を意味している。このため、チェスクロック方式の対局であっても、必ずしも対局時計(チェスクロック)を用いるわけではなく、対局時計を用いる場合であっても、その操作は記録係が行う。また、2014年以降は専用アプリによるタブレット端末が用いられており、本来の意味での対局時計も用いられていない。ただし、非公式戦においてはプロが関わる対局でも用いられることがあり、フィッシャールールで行われるAbemaTVトーナメントにおいてはチェスクロックが用いられ、対局者双方が時計のボタンを押す。
引用元:wikipedia
まとめ
なるほど!棋戦と持ち時間。フィッシャー形式。機器。今回の記事でちゃんと整理できたよ!面白かった。ありがとう!
そう言っていただけるとうれしいです。きっといままで以上に棋戦をみるのが楽しくなっていると思います!
今後も棋戦と持ち時間。フィッシャー形式。機器。について、追記していきます。棋戦と持ち時間。フィッシャー形式。機器。について、あなたの「ココが知りたい。」「こんな話もあるよ!」をコメント欄にて、ぜひお知らせください。
最後まで読んでいただき有難うございました!
\ 楽しい記事がいっぱい! /