船囲い。渡辺明九段が得意の囲いだって聞いたことがあるよ!
はい!船囲いは簡単に囲え、どんな展開になっても柔軟に対応できるきとっても優秀な囲いです。ということで、船囲いについて。まとめ記事をつくりました。
いいね!船囲い。早く覚えたい!教えて!!
おまかせください!
- 船囲いの組み方がバッチリわかります!
- 船囲いの急所もわかります!
- 船囲いから他の囲いへの変化・発展もお伝えします
- 将棋を観るのがもっと楽しくなります!!
それでは始めていきましょう!
船囲いの完成形
上の図が完成形です。
1.右銀を左前に
2.5筋の歩を前に
3.王を角のとなりに
4.右金を左前に
の順序で囲っていきます。
えっ・・・?
簡単っていうほどではないね。
船囲い。囲いの手順。
以下は船囲いの手順の一例です。
対戦相手の着手によって、実際の手順は変わっています。
0手
たしかに
1.右銀を左前に
2.5筋の歩を前に
3.王を角のとなりに
4.右金を左前に
だけれど・・・。
意外と難しいね。
はい。いっしょに何度も繰り返して覚えちゃいましょう。
船囲いのオススメポイント
船囲いのおすすめポイントを教えて!
代表的なおすすめポイントは以下のとおりです!
- 対振り飛車戦に特に強い!
- 急戦・超急戦にも対応可能!
- 様々な囲いに進化できる!
へー。いいことづくめね!
はい。ヨコからの攻めにくらべてタテからの攻めには弱いですが、持久戦となった場合には囲いを進化して対応すればOKです!
(うまく指すのは難しいですけれど・・・)
船囲いの急所
全ての形において言えるのは8七の地点が弱く、この地点に集中砲火を受けると弱い。また、発展形はいずれも、6九の金が玉だけに支えられており飛車を一段目に打ち込まれると△8八X▲同玉△6九飛成という筋がある。6八に金が上がると前述の筋はないものの、△8四桂〜△7六桂の筋が6八の金にあたり厳しくなるほか、一段目に飛車を打たれると飛車の利きが8九まで直通し、7九に駒を打ち込まれたり、△7七歩(香や桂もある)と打たれる筋が痛打になりやすい。どの駒で取っても8九、7九、6九に銀や角などを打たれる手が残る。また俗ではあるが5筋を絡めるなど、横からボチボチ攻められても7筋の玉には当たりが強く厳しいことが多い。
引用元:wikipedia
船囲いは、角の前、およびヨコからの攻撃がはっきりした弱点といえます。
また、他の囲いと比較し固いとはいえません。
そのため、持久戦になった際には柔軟に囲いを進化させなければいけない点に注意が必要となります。
なるほどなるほど・・・。
船囲いから他の囲いへの発展
船囲いから発展しやすい囲いは以下のとおりです。
- 左美濃
- 銀冠(居飛車)
- 穴熊(居飛車)
- 箱入り娘
- elmo囲い(居飛車)
いろいろ進化できそうで、たのしいね!
どんな対局にも対応できそう。
はい。おっしゃるとおりです!
まとめ
↓藤森哲也五段の船囲い動画です。対振り飛車想定で船囲いにしたところから、相居飛車戦に移行する考え。急戦か持久戦か。それによってどういう手を選択するか。解説しながらの対局が非常にわかりやすいです!
船囲いの囲い方。覚えたよ!
ここから、いろいろな進化を覚えていく感じになるのよね。
はい。船囲いはそのままで超急戦に対応可能な形です。が、対局の進行にあわせて様々な形へと進化できるのがさらなる強みといえます。今後いっしょに棋士・女流棋士の先生の対局に船囲いがどれくら出てくるかチェックしていきましょう!
今後も船囲いについて、追記していきます。船囲いについて、あなたの「ココが知りたい。」「こんな話もあるよ!」をコメント欄にて、ぜひお知らせください。
最後まで読んでいただき有難うございました!
\ 楽しい記事がいっぱい! /