王位戦。方式・歴史・歴代タイトルホルダー・賞金。まとめ。

王位戦
将子ちゃん

王位戦といえば、「お〜いお茶王位戦」よね。
・・・ちょっとお茶目。

将棋ポータル編集部

はい。お〜いお茶を出されている伊藤園様が特別協賛されたことによって、62期と63期は「お〜いお茶王位戦」となっています。なんか親近感がわくタイトル戦名ですよね!

ということで本記事では、王位戦の開催形式、歴史、歴代タイトルホルダー、賞金についてまとめました。

将子ちゃん

よろしく!更新も期待しているね。

将棋ポータル編集部

おまかせください!

※ 随時更新いたします。

この記事を読むと
  • 王位戦の開催形式がバッチリわかります!
  • 王位戦の歴史がわかります!
  • 王位戦の歴代タイトルホルダーもお伝えします
  • 将棋を観るのがもっと楽しくなります!!

それでは始めていきましょう!

目次

王位戦。タイトル挑戦・獲得までのロードマップ。

将子ちゃん

王位戦に参加できるのは誰?
どうすれば、タイトル戦に挑戦できるの?
持ち時間は?

将棋ポータル編集部

王位戦の開催形式は以下の通りとなっています。
紅白2つのリーグの勝者による挑戦者決定戦が特徴的です。

予選

開催時期:7月〜1月

・シードの4名(前期七番勝負の敗者、挑戦者決定リーグの成績が2位以上の者)と、王位在位者を除く全棋士、女流棋士2名(女流王位在位者・女流王位戦挑戦者)が参加するトーナメント戦である。
・トーナメント表は8つの組に分かれ、それぞれの組を勝ち抜いた計8名が挑戦者決定リーグに進出する。前期挑戦者決定リーグで成績が3~6位の者(計8名)、前期予選決勝敗退者8名は別の組に振り分けられる。

引用元:wikipedia
将子ちゃん

なるほど。
女流王位女流王位挑戦者の2名も参加できるのね。

将棋ポータル編集部

はい。
2022年現在予選を突破された女流棋士の先生はいらっしゃいません。しかし、直近の福間香奈清麗・女流王座・女流名人・女流王位・倉敷藤花をはじめとした女流棋士の先生の活躍をみると挑戦者決定リーグに進まれる先生が出るのも近いかもしれませんね。

挑戦者決定リーグ

開催時期:1月〜5月

・シード4名(前期七番勝負の敗者、挑戦者決定リーグの成績が2位以上の者)と、当期予選を勝ち抜いた8名(計12名)が、紅白2つのリーグ(各6名)に分かれ、総当たり戦を行う。

〜中略〜

・紅組・白組それぞれのリーグ1位が挑戦者決定戦に進む。挑戦者決定リーグの1位と2位はリーグ残留として次期のシード権を得る。成績が3~6位の者は次期、予選からの出場となる。

引用元:wikipedia
将子ちゃん

6人のリーグが2つ。12人のなかで、残留できるのは4人。
かなり厳しいリーグだね。

将棋ポータル編集部

おっしゃる通りです。

挑戦者決定戦

開催時期:6月頃

紅白それぞれのリーグの優勝者同士で1局だけ指し、その勝者が挑戦者となる。 次期王位戦の組と順位は、挑戦者決定戦の敗者は白組1位、挑戦者決定戦敗者と同じ組の2位は紅組2位、挑戦者決定戦勝者と同じ組の2位は白組2位となる。

引用元:wikipedia
将子ちゃん

うわっ。一発勝負なんだね!

将棋ポータル編集部

タイトル戦に出られるかどうか。
ほんとうに大きな一番ですよね。

タイトル戦

開催時期:7月〜9月

王座戦ロードマップータイトル戦
将子ちゃん

タイトル戦。いちばん盛り上がるよね!

将棋ポータル編集部

はい。王位戦は7番勝負となっています。

王位と挑戦者決定戦の勝者が七番勝負を行う。七番勝負は全国各地(おもに主催各紙の掲載エリア)の旅館や料亭などで行われる。 敗者は次期王位戦紅組1位となる。

引用元:wikipedia

王位戦の歴史

将子ちゃん

王位戦っていつから始まっているの?

将棋ポータル編集部

王位戦は、1960年にはじまりました。

王位戦の歴代タイトルホルダー

将子ちゃん

大山康晴先生の12連覇から始まっているのね。
歴史を感じるな。

将棋ポータル編集部

時代を代表する大棋士の先生たちのお名前。
みているだけで、うれしくなりますね。

年度優勝者成績相手
11960年大山康晴4−1−1千日手塚田正夫
21961年大山康晴4−1丸田祐三
31962年大山康晴4−0花村元司
41963年大山康晴4−2加藤一二三
51964年大山康晴4−2二上達也
61965年大山康晴4−0佐藤大五郎
71966年大山康晴4−1有吉道夫
81967年大山康晴4−1大内延介
91968年大山康晴4−2有吉道夫
101969年大山康晴4−2−1千日手西村一義
111970年大山康晴4−1米長邦雄
121971年大山康晴4−3中原誠
131972年内藤國雄4−1大山康晴
141973年中原誠4−0内藤國雄
151974年中原誠4−2米長邦雄
161975年中原誠4−2内藤國雄
171976年中原誠4−2勝浦修
181977年中原誠4−2米長邦雄
191978年中原誠4−1大山康晴
201979年米長邦雄4−3−1千日手中原誠
211980年中原誠4−0米長邦雄
221981年中原誠4−3大山康晴
231982年内藤國雄4−2中原誠
241983年高橋道雄4−2内藤國雄
251984年加藤一二三4−3高橋道雄
261985年高橋道雄4−0加藤一二三
271986年高橋道雄4−0米長邦雄
281987年谷川浩司4−1高橋道雄
291988年森雞二4−3谷川浩司
301989年谷川浩司4−1森雞二
311990年谷川浩司4−3佐藤康光
321991年谷川浩司4−2中田宏樹
331992年郷田真隆4−2谷川浩司
341993年羽生善治4−0郷田真隆
351994年羽生善治4−3郷田真隆
361995年羽生善治4−2郷田真隆
371996年羽生善治4−1深浦康市
381997年羽生善治4−1佐藤康光
391998年羽生善治4−2佐藤康光
401999年羽生善治4−0谷川浩司
412000年羽生善治4−3谷川浩司
422001年羽生善治4−0屋敷伸之
432002年谷川浩司4−1−1千日手羽生善治
442003年谷川浩司4−1羽生善治
452004年羽生善治4−1谷川浩司
462005年羽生善治4−3佐藤康光
472006年羽生善治4−2佐藤康光
482007年深浦康市4−3羽生善治
492008年深浦康市4−3羽生善治
502009年深浦康市4−3−1千日手木村一基
512010年広瀬章人4−2−2千日手深浦康市
522011年羽生善治4−3広瀬章人
532012年羽生善治4−1−1藤井猛
542013年羽生善治4−1行方尚史
552014年羽生善治4−2−1千日手木村一基
562015年羽生善治4−1広瀬章人
572016年羽生善治4−3木村一基
582017年菅井竜也4−1羽生善治
592018年豊島将之4−3菅井竜也
602019年木村一基4−3豊島将之
612020年藤井聡太4−0木村一基
622021年藤井聡太4−1豊島将之
632022年藤井聡太4−1豊島将之

参考:wikipedia

将棋ポータル編集部

永世王位の称号をお持ちの先生は、大山康晴十五世名人と羽生善治九段のお二人になります。

王位戦の賞金

将子ちゃん

王位戦の賞金の対局料やタイトル料はどうなっているの?

将棋ポータル編集部

日本将棋連盟の公式ページではタイトル料含め、賞金の記載がありません。公式からの発表があり次第、ご報告いたします。

まとめ

将子ちゃん

なるほど。王位戦の開催形式がわかったよ!

将棋ポータル編集部

ありがとうございます。次の王位戦にどなたがなられるのか。目が離せませんね。

今後も王位戦について、追記していきます。王位戦について、あなたの「ココが知りたい。」「こんな話もあるよ!」をコメント欄にて、ぜひお知らせください。

最後まで読んでいただき有難うございました!


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