鷹揚な勝負師。ついに九段。広瀬章人先生。棋風と魅力。まとめ

広瀬章人九段は北海道札幌市のご出身です。

4歳のころ将棋を覚えます。お父様とお兄様が将棋を指しているところに興味をもたれたのがきっかけです。

さきほど、「広瀬章人九段は北海道札幌市のご出身」と書きましたが、お父様のお仕事の関係で広瀬章人九段の住んでいる場所はいろいろと変わっています。

はい。そして、広瀬章人九段が奨励会に入会したのは小6。この時は飛行機で奨励会に通っていたとのこと。翌年からは埼玉県さいたま市から東京都の東京・将棋会館に通うようになりました。

おっしゃる通りです。
広瀬章人九段ご本人は、「自分はまだマシなほう。もっと東京都や大阪府に通うのに不便な場所から棋士・女流棋士を目指している人はいる。」ともおっしゃっていました。

広瀬章人九段が奨励会に入会したのは1998年。この年入会した同期は超一流ばかり。まさにきら星の同期たちです。

はい。
ですが、広瀬章人九段ははこの激戦を勝ち抜き、高校卒業。早稲田大学入学と同時に奨励会三段リーグを突破。棋士となられます。

四段昇段から5年。広瀬章人九段は、初タイトル挑戦。王位に挑みます。タイトルホルダーは深浦康市九段。4勝2敗2千日手の大激闘の末、勝利。王位を獲得されます。

2011年、2015年。広瀬章人九段は、王位戦のタイトル戦に登場します。タイトルを争ったのは、どちらの年も羽生善治九段。・・・そして、広瀬章人九段は羽生善治九段に敗れてしまいます。

そして、2018年。
羽生善治九段の通算100タイトルの挑戦となった羽生善治。挑戦者として名乗り出たのは広瀬章人九段でした。

はい。
フルセット。大激戦の末、4勝3敗で広瀬章人九段が竜王を獲得。棋界最高位にたどりつきました！その後も、渡辺明九段、藤井聡太と熾烈なタイトル戦を戦い続けていられます！